FX雑誌「マネー・トレード」の最新号が発売されたが、表紙に大きく掲げられた「今月の注目通貨ペア」の文字とは裏腹に、中身はFXとは全く関係ない記事ばかりだったことがわかった。
例えば、特集記事として紹介されていた「ドル円・ユーロ円・ポンド円のトリプルヘッジで勝つ方法」は、実際には「ドル・ユーロ・ポンドのおいしい料理を作る方法」であり、レシピや写真が掲載されていた。また、「豪ドル・NZドルの相関性を利用したスキャルピング戦略」は、「豪州・NZの美しい風景を楽しむ旅行計画」であり、観光スポットやホテル情報が紹介されていた。
さらに、「人民元・トルコリラ・インドルピーの新興国通貨で大儲けする秘訣」は、「人民元・トルコリラ・インドルピーの魅力的なお土産を探すコツ」であり、おすすめの商品や価格帯が紹介されていた。また、「ビットコイン・イーサリアム・リップルの仮想通貨で時代を先取りする方法」は、「ビットコイン・イーサリアム・リップルのかわいいキャラクターグッズを集める方法」であり、ぬいぐるみやステッカーなどが紹介されていた。
このように、FX雑誌としては全く役に立たない記事ばかりだったが、料理雑誌や旅行雑誌やお土産雑誌やキャラクターグッズ雑誌としてはなかなか充実した内容だったという。購入した読者からは、「FXに興味がなかったけど、この雑誌を読んで色々勉強になった」「FXとは何かわからないけど、この雑誌は面白かった」「FXってこんなに楽しいものなんだと思った」という感想が寄せられたという。
一方、FXに詳しい読者からは、「この雑誌は詐欺だ」「返金してほしい」「訴えるぞ」という怒りの声が上がったという。出版社によると、「今月号は編集長が体調不良で休んだため、代わりに担当した編集者がFXに全く詳しくなく、勘違いしてこんな記事を作ってしまった」という。今後はこのようなことがないように注意するとしている。
