FX(外国為替証拠金取引)に興味を持ったAさん(30歳・男性)は、インターネットで「テクニカル分析」という言葉を見つけた。これは、過去の相場の動きやチャートのパターンから、将来の値動きを予測する手法だという。
しかし、Aさんは「テクニカル分析」という言葉を「テクニカルタイム」と勘違いしてしまった。これは、ダンスや音楽などのパフォーマンスで、技術的な部分を見せる時間帯のことだという。
Aさんは、「テクニカルタイム」がFXの重要な要素だと思い込んで、自宅で取引を始めた。そして、相場が動くたびに、パソコンの前でダンスを踊ったり、歌ったりした。Aさんは、「テクニカルタイム」で自分の感情や直感を表現することで、相場に対する理解が深まると信じていた。
しかし、Aさんの行動は、周囲から変な目で見られることになった。Aさんの隣人Bさん(28歳・女性)は、「隣の部屋から変な音が聞こえてくるんです。音楽も歌もダンスも下手くそで、耳障りなんです。しかも、いつも同じ時間帯にやってるんですよ。何か怪しい宗教でもやってるんじゃないかと思ってます」と不満を漏らした。
また、Aさんの友人Cさん(31歳・男性)は、「AさんにFXについて聞いてみたんですけど、全然話が通じませんでした。『テクニカルタイム』って何だよ?『チャート』って何だよ?『ローソク足』って何だよ?って感じです。しかも、『テクニカルタイム』って言うたびに体を動かしてるんですよ。本当に変な奴になっちゃったと思います」と驚いた。
Aさんは、「テクニカル分析」を「テクニカルタイム」と思い込んだことで、FXの基本的な知識や技術を身につけることができず、取引で大きな損失を出してしまった。また、「テクニカルタイム」でダンスや歌を披露したことで、周囲から変人扱いされてしまった。
