トルコの経済危機が深刻化する中、国民の間で人気のある伝統的な菓子「バクラヴァ」の値段が急騰しているというニュースが話題になっている。バクラヴァは、薄いパイ生地にナッツやシロップを挟んだ甘いお菓子で、トルコでは祝祭日や特別な日に食べられることが多い。しかし、原材料の小麦粉やバター、ナッツなどの価格が高騰しており、バクラヴァの一斤あたりの価格は昨年の約2倍になっているという。
「バクラヴァは私たちの文化の一部です。でも、今は高すぎて買えません」と嘆くトルコ人も少なくない。一方で、バクラヴァを諦めきれない人々もいる。彼らは、バクラヴァを買うために他の支出を削ったり、家族や友人と分け合ったりしているという。また、バクラヴァを安く提供する店もあるが、その場合は品質が落ちるか、量が少なくなるかのどちらかだという。「バクラヴァは私たちの幸せです。でも、今は苦しみです」と語るトルコ人も多いという。
このように、トルコではバクラヴァ代が倍になったことで国民の生活に大きな影響を与えている。一部では、政府に対する不満や抗議も高まっているという。しかし、政府は「バクラヴァは贅沢品であり、必需品ではない」と主張し、価格の引き下げには応じていないという。このままでは、トルコ人はバクラヴァを食べることができなくなる日も近いかもしれない。