東京都内に住む会社員のAさん(仮名・30歳)は、昨年からFX(外国為替証拠金取引)に興味を持ち、インターネットで勉強した後、自分の貯金を元手に取引を始めた。しかし、初心者ながらにも高いレバレッジ(最大100倍)を使って大きな利益を狙おうとした結果、逆に大きな損失を出してしまった。さらに悪いことに、Aさんは自分の口座残高がマイナスになっていることに気づかず、そのまま放置していた。すると、先日、FX会社から「口座残高がマイナスになっているので、速やかに追加入金するか、差し押さえられる可能性がある」という内容の通知が届いたという。
Aさんは「FXは自己責任だとは思いますが、こんなことになるとは夢にも思いませんでした。レバレッジを使うときは注意書きがあったのですが、それを読み飛ばしてしまったのが失敗でした。口座残高がマイナスになることもあり得るとは知りませんでした。FX会社から訴えられるのは本当に困ります」と話した。
FX会社の担当者は「当社では、お客様の口座残高がマイナスになった場合、追証(追加入金)を求めることはありません。しかし、お客様が長期間放置している場合や、連絡が取れない場合などは、法的手段を取る場合もあります。当社では、レバレッジを使う際にはリスクについて十分に説明していますし、注意書きも表示しています。お客様はそれを承諾して取引を行っていますので、自己責任でお願いします」とコメントした。